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定期点検・フィルタ交換について

クリーンベンチユーザー

HEPAフィルタは汚れていませんか?

毎年の定期検査をお勧めします

クリーンベンチには0.3um粒子を99.97%以上の集塵効率で捕集するHEPAフィルタが搭載されています。このHEPAフィルタはクリーンベンチ内の清浄環境を維持するための、いわば"心臓部"です。HEPAフィルタが目詰まりしていると適切な風量・風速を維持することができず、大切な実験試料を台無しにしてしまう恐れがあります。さらに適切な風量・風速を確保していたとしても、肉眼では確認できないほど極小なピンホールでさえコンタミネーションの原因となり得ます。コンタミネーション防止のため、定期的な性能チェックをお勧めいたします。
当社では性能をチェックする「定期検査」及び「HEPAフィルタ交換」などのメンテナンスを有償にて承っております。

写真のHEPAフィルタは「右側が新品」「左側が使用後」の状態です。一般的な実験室で一日数時間運転した場合、3-4年程度で左のような状態になります。しかしこの写真のHEPAフィルタを搭載した機器は納入後1年しか経過しておらず、HEPAフィルタは1年で真っ黒になり規定の風速が出なくなりました。このように環境や使用頻度によっては1年でも目詰まりし規定風速が出なくなる場合もあります。そのため毎年の定期検査をお勧めいたします。なお納入後もしくはフィルタ交換後5年を経過した場合はHEPAフィルタの濾材が劣化しているため交換をお勧めいたします。

チェックポイント

適切な風速が出ているかをチェック!

 

風速が規定値より弱い状態で使用すると、外気が前面開口部からワークエリア内に侵入したり、ワークエリア内で試料がクロスコンタミネーションを起こす原因となります。

HEPAフィルタの性能をチェック!

 

風速が規定値に達していたとしても、もしHEPAフィルタに亀裂やピンホールがあるならば、清浄環境を維持することができずコンタミネーションの原因となります。

騒音・絶縁抵抗・ガス漏れをチェック

 

過騒音・漏電・ガス漏れは作業者に悪影響を及ぼす危険があります。特にガス漏れは甚大な影響をもたらします。ある意味もっとも重要な部分といえるかもしれません。

クリーンベンチのサクション配管使用時のご注意

綿栓詰まりが原因であるサクション配管の吸込み不良が報告されています。綿栓を吸込まないようご注意いただくと共に、チューブにフィルターをかませるなどの対策をお勧めします。

各消耗品の定格寿命について

殺菌灯の定格寿命のメーカー公表値はGL-15(15W)が6000時間、GL-30(30W)が8000時間です。
ガスバーナー用ホースは毎年交換してください。これは殺菌灯に照射されているため通常より早く劣化するからです。

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バイオハザード対策用クラスⅡキャビネットユーザー

毎年の定期検査はお済みですか?

安全キャビネットは年に一度の定期検査が必要です

バイオハザード対策用キャビネット(旧称 安全キャビネット)は、病原体等を取り扱う作業で起こり得るバイオハザードから作業者や周囲環境を保護する第一次物理的封じ込め装置です。したがって使用する環境に設置した時、及びそれ以降継続的に機器としての性能が正しく発揮されなければ安全性を確保することはできません。  
バイオハザード対策用キャビネットの性能は、おもに「気流バランス(風量風速)」と「HEPAフィルタ」にかかっています。気流バランスの乱れやHEPAフィルタのリークは、コンタミネーションにより大切な実験試料を台無しにしてしまうだけでなく、作業者や周囲環境に重大な危害を及ぼす危険性があります。危害発生を予防し問題を早期発見するためには、正しい測定器を使用し、適切な方法で定期的に検査をすることが不可欠です。  
当社では、「定期検査」及び「HEPAフィルタ交換」などのメンテナンス業務を有償にて承っております。メンテナンスは(社)日本空気清浄協会バイオハザード対策専門委員会が開催する[バイオハザード対策用クラスIIキャビネット現場設置検査技術セミナー]受講修了後に同委員会により認められた有資格者が実施します。

写真のHEPAフィルタは「右側が新品」「左側が使用後」の状態です。一般的な実験室で一日数時間運転した場合、3-4年程度で左のような状態になります。しかしこの写真のHEPAフィルタを搭載した機器は納入後1年しか経過しておらず、HEPAフィルタは1年で真っ黒になり規定の風速が出なくなりました。このように環境や使用頻度によっては1年でも目詰まりし規定風速が出なくなる場合もあります。そのため毎年の定期検査をお勧めいたします。なお納入後もしくはフィルタ交換後5年を経過した場合はHEPAフィルタの濾材が劣化しているため交換をお勧めいたします。

チェックポイント

適切な風速が出ているかをチェック!

 

規定値より弱い風速で使用すると、汚染エアロゾルが外部に漏出したり、ワークエリア内におけるクロスコンタミネーションの原因となります。

HEPAフィルタの性能をチェック!

 

風速が適正でも、HEPAフィルタに亀裂やピンホールがあれば汚染エアゾルをトラップできず、実験者や環境に甚大な被害を及ぼします。

照度・ガス漏れをチェック!

 

特にガス漏れは広範囲に甚大な被害をもたらす可能性があります。

各消耗品の定格寿命について

殺菌灯の定格寿命のメーカー公表値はGL-15(15W)が6000時間、GL-30(30W)が8000時間です。
ガスバーナー用ホースは毎年交換してください。これは殺菌灯に照射されているため通常より早く劣化するからです。

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